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狩野川の漂流物を減らすために

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狩野川の漂流物を減らすために

海に流れ着いた漂流物

平成23年台風15号では、狩野川方水路下流部(沼津市)に大量の漂流物(流木、ごみ等)が流出し、現地の漁業に大きな影響を与えました。
山積みとなった漂流物
富士山を望む海岸線に山積みとなった漂流物(沼津市馬込付近)
平成23年10月4日、狩野川上流部の住民として、市職員、市内3地区区長会長、部農会長の計27人が、沼津市静浦周辺の海岸を視察しました。
海岸には、狩野川などの河川からと思われる漂流物が数多く流れ着いていました。漂流物は主に流木、アシ、カヤなどの自然物ですが、中にはペットボトル、カン、プランター、種苗ポットなどの人工物も多く混じっていました。
種苗ポット、プランターなどの人工物も混在
種苗ポット、プランターなどの人工物も混在

海底に堆積する漂流物

海底に堆積する漂流物(写真:静浦漁業協同組合)
海底に堆積する漂流物(写真:静浦漁業協同組合)
左の写真は、ダイバーが撮影した、静浦漁港周辺の海底写真です。
(写真提供:静浦漁業協同組合)

上流部から流れてきたと思われる流木などが海底に堆積している様子がわかります。
現地で説明してくれた静浦漁業共同組合の大木幸也組合長によると、「漂流物は、直接的な漁業被害だけでなく、船のスクリューに絡まり事故を引き起こす可能性もあるので、大変危険です。事故が起きてからではなく、平常時に上流部の皆さんに現状を知っていただきたいと以前から思っていたので、今回の機会はありがたく思っています。私たちも下流でできることはやるので、上流部の皆さんも漂流物を減らすようご協力ください」とのことでした。

決して他人事ではない漂流物


今回の台風では、狩野川に注ぐ市内の河川から流出した家電ごみが詰まり、排水機場の運転に支障をきたす事故もありました。もし降雨増水時、ごみにより排水機場が運転不能になってしまったら、伊豆の国市内の住宅への浸水被害に発展する可能性もあります。漂流物の問題は、決して下流だけの問題ではありません。
これまで市では、毎年沼津市が開催する環境イベント『フェスタ・コスタ・デル・ゴミIN千本浜』に、ガールスカウト等を引率して参加し、海岸の美化に協力してきました、今後は美化活動はもちろん、ごみを出さない努力も必要です。

『安全、安心、健康のまちづくり』による資源循環型社会を目指し、『狩野川』を市の総合計画の中心に位置づけている伊豆の国市にとって、狩野川からのごみ流出は大きな問題です。狩野川流域の全住民がこの現状をしっかり把握し、漂流物を減らすように考えていきましょう。
毘沙門排水機場の除塵作業
毘沙門排水機場の除塵作業
堂川排水機場の除塵作業
堂川排水機場の除塵作業
なおこの内容は、広報いずのくに平成23年11月号にも一部掲載しています。


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