文字の大きさ
縮小
標準
拡大
色の変更
標準
青地に黄色
黄色地に黒
黒地に黄色
  • 音声読上げ
  • Foreign language
  • お問い合わせ
  • サイトマップ
  • 携帯サイト
  • Eメール配信サービス 防災情報などお役立ち情報

ホーム > 市政 > 市長の部屋 > 平成30年度施政方針

ここから本文です。

更新日:2018年4月16日

平成30年度施政方針

苺と市長

伊豆の国市長志子

はじめに

成30年伊豆の国市議会第1回定例会を開会するにあたり、平成30年度の市政運営に対する所信の一端と施策の大要を申し上げ、市議会及び市民の皆様のご理解ご協力を賜りたいと存じます。
年4月、市民の皆様の負託を受け、再び伊豆の国市政の舵取りを任されてから10カ月が経ちました。この間、議員各位をはじめ多くの市民の皆様から温かいご支援をいただいたことに、深く感謝を申し上げます。

この1年を振り返り

2月には新火葬場の建設地について山木、多田及び奈古谷の関係3地区の区長と「新火葬場の建設及び操業に関する協定書」を市議会議長の立会のもと、締結いたしました。
3月には長年の懸案事項でありましたスポーツワールド跡地への企業誘致が決定いたしました。操業が始まれば、新たな人の流れも加わり、地域活性に結びつくものと期待しております。
4月には市民交流センター「大仁くぬぎ会館」が開所致しました。市民会館機能・児童福祉施設機能を併せ持つ複合施設として、多くの市民に親しまれ、幅広く活用されております。1月末日現在で26,690人の市民の方々が利用し、うち、こども広場は11,517人の利用者がありました。同じく4月には、当市で初となる地域おこし協力隊の隊員2名が着任し、地域で行われるイベントへの参加や「伊豆の国ふるさと博覧会」への企画など、協力隊員の新たな視点で、伊豆の国市版DMOの推進に一翼を担っております。
7月からは3人目となる隊員が着任し、大仁まごころ市場の運営支援や農家との橋渡し役として、中山間地域の振興に力を注いでおります。
9月には、北江間財産区の北江間採石場跡地において、「伊豆の国市北江間太陽光発電所」が竣工いたしました。同発電所の最大出力は11.3メガワット、一般家庭約3,800世帯分の年間使用量に相当する電力を供給できる施設であります。同じく9月には、韮山反射炉ガイダンスセンターが、優れた都市景観を創出している地区等に選ばれ、静岡県景観賞の優秀賞を受賞いたしました。
12月には、モンゴル国柔道ナショナルチーム、オリンピック強化選手団が当市を訪れ、柔道を通じて市民との交流を図りました。また、イチゴなどの特産品や温泉を堪能し帰国されました。

今年の字は「時」

て、現在の経済状況を見ますと、内閣府によれば、アベノミクスの推進により、雇用・所得環境の改善が続く中で、景気は緩やかな回復が続いており、景気回復の進展は、個人消費や民間設備投資にも及び、地域の景況感についても、「良い」が「悪い」を上回っている、とのことであります。

成30年度の経済見通しは、海外経済の不確実性や金融資本市場の変動の影響等に留意する必要があるものの、雇用・所得環境が引き続き改善し、経済の好循環が進展する中で、民間の需要を中心とした景気回復が見込まれております。物価につきましても、景気回復により、需要と供給が引き締まっていく中で上昇し、デフレ脱却に向け前進が見込まれる、としております。当市においても、微増ではありますが、個人市民税、法人市民税の増収が見込まれていることから、やっとアベノミクスの効果の兆しが見られているものと受け止めております。

ころで私は、新年の仕事始めの式で、「今年の一字」と称し、その年の意気込みを職員に伝えております。昨年末のことです。あるテレビ番組を見ておりましたら、出演していた政治哲学者が『行政は時間との戦いである。』と述べていたことに関連し、今年の一字を「時」(時間の「じ」・「とき」)にいたしました。ご承知のとおり、「時」には様々な意味や使い方があります。「時は金なり」のように他のことばと組み合わせて使われるほか、「チャンス」という意味もあります。「時を大切に今を生きる」、「未来を夢見る」、「チャンスをものにする」、そういった意味を込め、伊豆の国市の将来にも重ね合わせますと、「時」はまさにふさわしい字であるといえます。
た、今年の干支は「戌」であります。「戌」の字は、本来は「滅」(滅びる)の字で、草木が枯れすべてのものが土の中に還っていく状態を表すといわれております。そこから派生し、草木が再生するために地に還るように、不要なものは切り捨てることで新たなチャンスが得られる、といった意味がございます。戌年は守りの年ともいわれておりますが、守るだけでは成長は望めません。「攻撃は最大の防御なり」の言葉のとおり、攻めの姿勢をとっていき、伊豆の国市の発展に力を注いでまいりたいと考えます。

平成30年度当初予算について

れでは、平成30年度当初予算についてご説明申し上げます。

初に予算概要から申し上げます。平成30年度当初予算規模は、一般会計は187億2,000万円、特別会計・企業会計を含めた8会計の合計は、318億8,038万円であります。一般会計は、新火葬場の造成工事、新し尿処理場建設に係る各種調査業務、深沢橋架け替え事業に向けた測量調査業務の着手をはじめ、社会資本整備のための予算を重点と位置づけております。加えて、私立保育園の認定こども園化支援のための補助金や東京オリンピック・パラリンピックに係る柔道競技の事前合宿地としての環境整備、伊豆の国市をPRし、誘客につなげる静岡デスティネーション・キャンペーン推進事業の経費を盛り込むなど、総額で対前年度比7億6,000万円(4.2%)増の予算を調製しております。
別会計につきましては、後期高齢者医療特別会計では、広域連合納付金の増に伴う増額、簡易水道等特別会計では、山間地域への上水道拡張事業による増額、下水道事業特別会計では、公営企業会計への移行事業や流域下水道維持管理負担金の増に伴う増額となっております。
方、国民健康保険特別会計では、県が事業主体になり、予算計上の方法が変わることによる減額、介護保険特別会計では、介護サービス給付費、介護予防・生活支援サービス事業費の減に伴う減額、上水道事業会計では営業収益の減による減額になっております。特別会計全体では、合計121億1,600万円、前年度比12億1,530万円(△9.1%)の減となっております。
に、一般会計予算の主要事業につきましてご説明いたします。平成30年度は、第2次伊豆の国市総合計画がスタートして2年目に当たります。伊豆の国市の将来像、「ほんわり湯の国、美し国、歴史文化薫る国、未来を拓く伊豆の国」の実現に向け、新年度予算を「『今がその時!』新たな一歩予算」と名付けました。
の将来像の実現に向けて、第2次伊豆の国市総合計画「7つの基本方針」に沿って、施策を行ってまいります。

下、「7つの基本方針」に沿って主要施策をご説明いたします。

1つ目は、「豊かな自然に抱かれる 伊豆の国市」についてであります。
のまちづくり、花のおもてなしの推進といたしまして、官民一体となった、おもてなし体制を強化するため、「花咲く伊豆の国推進協議会」を継続し、市民や地域・事業者とともに、花と緑にあふれる美しいまちづくりを推進してまいります。屋外広告物の是正推進としまして、伊豆の国市屋外広告物条例に基づいた是正指導を行うため、屋外広告物の管理システムを導入いたします。東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、アクセス道路等の違反野立て看板など、屋外広告物の是正対策を強化し、世界遺産のあるまちにふさわしい景観形成を目指してまいります。広域廃棄物処理施設整備事業といたしまして、伊豆市伊豆の国市広域廃棄物処理施設の整備に向けた、一部事務組合への負担金を支出し、平成34年度稼働に向けて準備を進めてまいります。古奈地区公園整備事業といたしまして、古奈地区に、市民が集う憩いの場として気軽に訪れ楽しむことができ、また、地域住民や観光客の一時的な避難地の機能を有する拠点広場として、古奈地区公園整備を平成30年度の完成に向け、進めてまいります。

2つ目は、「伊豆の国市にしごとをつくる」についてであります。
業・就業支援事業費補助といたしまして、「伊豆の国市創業支援事業計画」に基づき、市内にて創業しようとする事業者に対し、相談窓口の設置や支援、融資制度の紹介、商工会と提携する「伊豆の国市創業塾」を開催するなどの経営支援を行ってまいります。また、就業者には人材確保に結び付ける合同就職フェアの開催や経営資金の安定運用のため、中小企業融資利子補給を行う創業者等サポート利子補給事業を実施し、健全で安定した経営を支援いたします。宿泊業就労支援事業といたしまして、宿泊業従事者の減少に歯止めをかけるため、首都圏在住者を対象に就労体験する場を提供し、さらには伊豆の国市への就職や移住に結びつくよう後押しいたします。韮山中央農道拡幅改良事業といたしまして、老朽化の激しい韮山中央地区の農業用水路の移設改修を行い、農業用水の安定供給を図ります。併せて、幅員の狭い区間の道路拡幅を行います。住宅新築及びリフォーム助成事業につきましては、市内経済の活性化に寄与することから、一部、内容の見直しを行い、平成29年度に引き続き実施してまいります。店舗リフォーム助成事業につきましては、市内事業者を活用した来客用店舗リフォームの助成を平成30年度も継続して実施してまいります。

3つ目は、「伊豆の国市に新しいひとの流れをつくる」についてであります。
者Uターン促進事業といたしまして、当市の人口減少を背景に、進学や就職を機に首都圏に流出する若者に対して、伊豆の国市への回帰を呼び起こすため、県外に住む伊豆の国市出身の若者のUターン就職を促します。事業内容としましては、企業紹介やUターン就職の優位性を記載した冊子の配布や奨学金を返済する若者に対し、補助を実施してまいります。移住定住促進事業といたしまして、若年世帯に対する定住促進を目的とした住宅助成制度を継続するとともに、首都圏からの移住を促進するため、地域の魅力を広く発信するための移住定住専用サイトの管理をはじめ、東京での相談会や移住体験ツアーを実施してまいります。静岡デスティネーション・キャンペーン推進事業といたしまして、JRグループ旅客6社と静岡県、地元の観光事業者等が協働で実施する国内最大級の観光キャンペーンが県内各地で行われます。このキャンペーンを契機に、観光交流人口及び宿泊人口の増加を図り、市民一人ひとりの「おもてなし」のまちづくりを推進してまいります。東京オリンピック・パラリンピック推進事業といたしまして、東京オリンピック・パラリンピックのホストタウンとして、モンゴル国柔道ナショナルチームを迎えるにあたり、国際柔道連盟公認畳の購入及び収納倉庫建設等を進め、国際的な柔道競技にふさわしい環境整備を行ってまいります。また、モンゴル国柔道ナショナルチームと柔道少年団をはじめとした市民等との交流促進を図り、もって東京五輪開催に向け、事前合宿受入地としての気運を醸成いたします。

4つ目は、「歴史に学び、未来を拓く 伊豆の国市」についてであります。
山反射炉保存管理事業といたしまして、世界文化遺産・国指定史跡「韮山反射炉」を保全するため、反射炉本体の修復工事等保存整備事業を「韮山反射炉の保存・整備・活用に関する計画」に沿って実施いたします。平成30年度は工法等の検討を行い、基本設計に着手いたします。世界遺産推進事業といたしまして、韮山反射炉ガイダンスセンターにおいて、韮山反射炉の歴史的価値や築造に係る時代背景、江川坦庵公の事績などを広く情報発信いたします。郷土資料収集物保存施設整備事業といたしまして、国指定重要有形民俗文化財「山木遺跡出土の生産・生活用具」を適切に保管するため、韮山郷土史料館の代替施設として大仁中央図書館地階に建設しております収蔵庫棟を平成30年度の完成を目指して施工いたします。江川文庫支援事業といたしまして、国指定重要文化財「韮山代官江川家関係資料」・「江川家関係写真」の適切な保存活用のため、財団法人江川文庫が実施する保存収蔵施設建設事業に対する補助などの支援を行ってまいります。外国語支援事業といたしまして、次期学習指導要領への移行を踏まえ、小学校3・4年生での外国語活動を開始し、5・6年生の教科化に対応するため、ALT(外国語指導助手)の拡充を図ります。

5つ目は、「子育ても人生も楽しい 伊豆の国市」についてであります。
世代同居促進事業といたしまして、親世帯と子育て世帯の同居を促進し、子育て世帯の育児に対する負担を軽減するための補助を行ってまいります。母子健康診査事業といたしまして、新たに産婦健康診査を取り入れることにより、産後うつの早期発見、新生児への虐待予防につなげ、産後の初期段階における母子に対する支援体制を強化いたします。子育て世代包括支援センター事業といたしまして、妊娠期から子育て期にわたる切れ目ない支援を提供する拠点として、韮山福祉保健センターに、「子育て世代包括支援センター」を設置いたします。妊産婦及び乳幼児の実情を把握し、妊娠・出産・子育てに関する各種相談、情報提供・助言・保健指導を行い、必要に応じ保健医療、福祉関係機関との連絡調整を行ってまいります。在宅高齢者福祉推進事業といたしまして、認知症徘徊対策の一環として、QRコード付のラベルを対象者の衣服等に貼ることにより、発見者がスマートフォンにて、位置情報を家族に送信することができる「どこシル伝言板」サービスを新たに実施いたします。在宅医療・介護連携推進事業といたしまして、介護が必要な状態になっても住み慣れた地域で必要な医療・介護サービスを受けつつ安心して自分らしい生活ができるよう、入院から在宅療養への円滑な移行や在宅療養を支援する体制整備のための「在宅医療・介護連携相談窓口(コーディネーター)」を新たに伊豆保健医療センターに設置いたします。ひまわり保育園大仁分園耐震対策事業といたしまして、待機児童解消へ向け、園舎の耐震化工事を行い、受入れ園児数の増加に対応いたします。私立認定こども園整備支援事業といたしまして、増大する保育需要に応えるため、私立慈恩保育園の認定こども園化に係る改築費用を助成し、待機児童ゼロに向けた取組みを支援いたします。

6つ目は、「安全で安心な 伊豆の国市のまちづくり」についてであります。
場整備事業といたしまして、平成32年度末の合併特例債の期限までに完成するよう、新火葬場の整備を進めてまいります。平成30年度は、施設の実施設計や敷地の造成工事を実施してまいります。し尿処理場整備事業といたしまして、斎場整備事業と同様に、平成32年度末の完成を目指し、新し尿処理場の整備について進めてまいります。平成29年度末までに建設地を決定し、平成30年度は、施設の基本設計や敷地の造成設計を実施してまいります。田京駅前交差点改良事業といたしまして、交通安全対策を図るため、田京駅前の市道大101号線と市道大210号線との交差点改良に伴う用地買収及び物件補償を行ってまいります。深沢橋架替事業といたしまして、老朽化した深沢橋の架け替えを行い、通学する児童生徒や歩行者及び車両の安全性を確保してまいります。平成30年度は地質調査及び詳細設計を実施いたします。併せて、市道大101号線の深沢橋部分につきまして、橋の更新に合わせて右折レーンを設け、渋滞緩和や利便性の向上に努め、快適で安全な道路環境の充実を図ってまいります。山間地域水道整備事業といたしまして、田中山簡易水道の高原地区への区域拡張の変更認可に伴い、配水量の増加に対応するため、田中山中継槽の拡張整備を実施いたします。バス・鉄道利用促進事業といたしまして、市内のタクシー以外の路線バスや鉄道の公共交通機関の利用促進を図るため、路線バス・鉄道利用券を交付いたします。運転免許証自主返納推進事業といたしまして、高齢運転者による交通事故の増加が社会問題化していることに鑑みて、自動車運転免許証の返納者に対し、タクシー等利用券を支給することで、返納後の移動手段をサポートいたします。

7つ目は、「みんなで創る 伊豆の国市」についてであります。
舎建設基金といたしまして、今後予定している庁舎建設のための費用の一部とするため、平成29年度から引き続き積み立ててまいります。市民提案型パートナーシップ事業といたしまして、行政や市民が単独では解決できない課題に対して、お互いの不足を補い合い、協力して課題を解決するという意識を根付かせるため、市民団体等の自主的な活動の支援を継続して実施してまいります。ふるさと寄附金推進事業といたしまして、ふるさと納税をしてくださった方に対し、返礼品として宿泊感謝券や市内特産品などを贈呈するとともに、リピーターや新規寄附者の確保につながるようPRに努めてまいります。市政情報発信事業といたしまして、FMいずのくにを活用し市政情報を積極的に発信するほか、災害時には緊急放送を行い、必要な情報を提供できる体制を維持してまいります。

上、平成30年度当初予算案をはじめとする諸議案をご審議いただくのに先立ち、私の市政運営に当たっての基本姿勢を示すとともに、主要な施策についての所信を申し上げました。

結びに

成30年度は、第2次伊豆の国市総合計画がスタートしてから2年目となる年であり、普通交付税の段階的縮減や合併特例債の終了期限を見据え、市政運営上大きな転換期に差し掛かっていると考えます。このような重要な時期に舵取りの大役を任された責任の重さを感じつつも、今という「時」に懸け、洋々たる未来に向け、職員一丸となって市政の発展のために尽くす所存でございます。議員各位をはじめ、市民の皆様におかれましては、何とぞ、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、施政方針といたします。

平成30年2月21日
伊豆の国市長志子

 

 

お問い合わせ

市長公室

〒410-2292静岡県伊豆の国市長岡340-1 伊豆の国市役所伊豆長岡庁舎2階

電話番号:055-948-1431

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?