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更新日:2018年11月26日

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1.「自閉症(発達障害)」

ポスター1「『発達障害』とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう。」と「発達障害者支援法」で定義されています。文部科学省の2012年の調査では、通常学級の15人に1人に発達障害の可能性がある、と言われていますが、どういう障害なのか、まだまだ知られていません。自閉症は、最近では自閉症スペクトラム=ASD(AutismSpectrumDisorder)と呼ばれています。一見しただけで自閉症の特徴がわかるような方からわかりにくい方まで、また自閉症の特徴のうちどんなものがどんな風に現れるかは個々様々ですので、それをスペクトラム=色の境目のない虹にたとえているようです。クイズとえほんを通して、どんな障害なのか、どう接したらいいか、親子で考えてみてください。

 

 

ノーマライズ・クイズ答え

Q1.自閉症について正しいのはどれ?

×1.心の病気なので、親のしつけや本人の心がけで治る。
2.脳機能の問題なので、治るもの、治すものではなく、得意なことを生かす工夫をする。
3.感覚が敏感で、音、光、触り心地などがつらくて泣いたり大声を出すことがある。

自閉症は、生まれつきの脳機能の問題で、親のしつけなどの後天的な問題ではありません。
脳は、ことば、音、味、痛み、温度などのあらゆる情報を受け取って、それを理解したり、それに応じた指令を全身に送ります。
自閉症のある人は、この部分の働き方が他の人とは違っているため、感覚過敏などでかんしゃく・パニックを起こすことがあります。
治るもの、治すものではなく、強みを生かし、苦手をどう補うかを小児発達専門の医師、心理士、言語聴覚士、理学・作業療法士による療育(かつて治療教育と呼ばれていた)を受けて、生活に必要な力をゆっくりつけていきます。

Q2.自閉症の人に会ったとき、どうする?

1.目から得る情報の方がわかりやすい人が多いので、お話するときには、写真や絵と文字を書いた「絵カード」などを見せるとよい。
×2.大きな声で、スキンシップをとりながら話しかけるとよい。

目で見た情報の方がわかりやすい、記憶しやすい、という人が多いので、話しかけるときには、写真や絵、単語などを紙に書いて話しかけると伝わりやすいですよ。
知的な障害がなく、文字を理解できる人でも、紙に箇条書きなど短いことばで書くと伝わりやすいです。
大きな声やスキンシップは、感覚過敏があって、人よりも音の感覚や皮膚感覚が敏感で、つらく感じる方も多いので、はじめは、落ち着いた声で、頭や肩など体に触れずに話しかけてください。

ノーマライズ・えほん紹介

すずちゃんののうみそ『すずちゃんののうみそ』岩崎書店(2018年1月発刊)
文:竹山美奈子/絵:三木葉苗/監修:宇野洋太
「ねえ、すずちゃんママ、すずちゃんは、どうして年長さんなのに、くつを一人ではけないの?どうしておしゃべりできないの?」
保育園のお友だちの疑問に、すずちゃんママがお手紙で答えました。自閉症のことがすーっとわかって、ちょっと身近に感じるお話です。お話に沿った解説が巻末付録についていて、理解が深まります。


ボクはじっとできない『ボクはじっとできない』岩崎書店
文:バーバラ・エシャム/絵:マイク&カール・ゴードン/訳:品川裕香
ADHD(注意欠陥多動性障害)をもつデイヴィッドは、集中力も注意力もなく、衝動的で、授業をじゃましていつも先生に叱られてばかり。どうして自分は落ち着きがなくて、失敗ばかりなんだろうと考えていました。そんなある日、すばらしい解決策を思いつきます。
自分の特性に気づいて、対策を考え出すこと。障害があってもなくても大切なことだと気づかされます。

ライター:竹山美奈子MinakoTakeyama
大阪府堺市出身。特別支援学級(当時は養護学級)と通常学級の交流が日常的にある学校で、障害のあるお友だちが周りにいることが当たり前、という環境で小中学校生活を送る。父親の転勤で中学2年生のときに静岡県三島市に移住。静岡大学教育学部小学校教員養成課程を卒業後、教育系の出版社で、中高生とその保護者向けの情報誌の企画・編集・ライティング・ブックデザイン、プロモーション、人事、広報に携わる。
重度知的障害を伴う自閉症のある娘が就学する際に退職。
2016年3月、紙芝居『すずちゃんののうみそ』を自費出版。
2018年1月、岩崎書店より『すずちゃんののうみそ』が絵本として出版される。
「ノーマラ伊豆の国」の企画・ポスターデザインも担当。

 

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お問い合わせ先

障がい福祉課

静岡県伊豆の国市田京299-6

電話番号:0558-76-8007

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