伊豆の国市の四季

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カレンダーとにらめっこ

冬の伊豆の国市はイベント盛りだくさん。いちご狩りに、繭玉の里、鵺払い祭り、梅まつり。今日はどこへいこう?

  • 伊豆の国市の冬はいちご狩りで始まります。

  • 白雪の衣を身にまとう富士山は冬が一番美しい。
    [写真提供]檀林正浩さん

富士山で冬を知る

稲の刈り入れが終わり、富士山が雪をまとい始める冬。田中山では大根干しが始まり、江間、長岡や韮山ではいちごが赤く色づき、ハウスが活気づきます。

  • 市内の富士山のビューポイントはこちら
    [写真提供]勝呂武さん

  • 田中山の冬の風物詩は、竹組みの干し場等にダイコンを干した光景です。
    干されたダイコンは、地元の人たちの手により美味しい「田中山たくあん」として出荷されます。

関連スポット・イベント情報

  • 【田中山たくあん】
    ダイコンのうま味がギュッと凝縮された「田中山たくあん」、JAの直売所や道の駅などで販売されています。

  • 【浮橋そば・うどん】
    浮橋地区ではそば粉を栽培し、「浮橋そば」や「浮橋うどん」を生産しています。

色とりどりの梅を楽しむ

花の数少ない冬の時期、通りを漂う香りにはっと顔を上げれば、目に映るのは蝋梅と梅の花です。

大仁梅林(外部サイトへリンク)

  • 【おおひと梅まつり】
    大仁梅林と大仁神社境内では、約80種類600本の紅白梅を1月上旬から3月上旬まで観梅することができます。2月にはおおひと梅まつりとして、雅楽の演奏やこども創作能等が行われます。梅林の急な斜面を登っていくと、富士山を見ることもできます。

  • 第二代執権北条義時が創建した北條寺では、例年1月中旬から2月中旬にかけて蝋梅が黄色い花を咲かせており、境内地を散策することができます。

関連スポット・イベント情報

鵺ばらい祭り

平安時代末期、宮中を騒がせた鵺(頭が猿、胴体が虎、尻尾が蛇の妖怪)を退治した源頼政公の故事にちなんで開催される一風変わった奇祭です。新年を迎え、災難の権化である鵺を退治することで厄払いをします。

  • 鵺ばらい祭りのメインイベントは地元伊豆長岡中学生による着ぐるみの鵺踊りです。

  • 伊豆の国市の親善大使のひとり。「ぬえ左衛門の「鵺(ぬえ)」って頭がサル、体がトラ、しっぽがヘビという平家物語にも登場する怖~い大妖怪なんだぬえ~頼まれてないけど伊豆の国市を勝手にPRしちゃうぬ~ん」

寒い冬を飾りつけるーまゆ玉飾り・つるし飾り

地元の女性たちの手により、まゆ玉の里やつるし雛飾りといった伊豆半島の伝統がうけ継がれています。丁寧に作られたお飾りをぜひ見に来てください。

  • 【伊豆長岡温泉まゆ玉の里】
    かつて養蚕が盛んだった伊豆長岡温泉では、新春にまゆ玉を飾っていました。養蚕は衰退しましたが、観光客へのおもてなしとして、旅館の女将さんや芸者さんたちの着物の布地を使い、伊豆長岡まゆ玉の会が伊豆長岡温泉独自のまゆ玉飾りを製作しています。

  • 大仁女性の会では日本三大つるしびな飾り「伊豆稲取のつるし飾り」をお手本に雛のつるし飾りを製作しています。和布遊半では「「もったいない」捨てられてしまう古布がよみがえる」をモットーに、つるし飾りを製作しています。