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更新日:2024年2月16日

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世界遺産山反射炉

世界遺産とは

世界遺産とは、1972年の第17回ユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(世界遺産条約)に基づき、世界遺産リストに登録された、遺跡、景観、自然など、人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」を持つ物件のこと。3つの種類があり、有形の不動産が対象となります。

韮山反射炉ってなに!?

反射炉は、鉄を溶かし、大砲を作るための溶解炉です。そして、この反射炉を中心とし、当時としては最先端の工場があった場所が国指定史跡「韮山反射炉」です。

反射炉創造復元CG韮山反射炉は、江戸時代末期、韮山代官、江川太郎左衛門英龍(坦庵)の建言により、品川台場(現在の東京都港区台場)に設置する大砲を作るために建てられました。当時の人々は、オランダ語で書かれた書物を苦労して読み解き、技術的な試行錯誤を重ねた末に反射炉をつくりあげました。日本の近代化の第一歩を示す建物であり、実際に大砲を製造した反射炉としては、国内で唯一現存するものです。

 

詳しくは

 

「明治日本の産業革命遺産鉄・製鋼、造船、石炭産業」ってなんだろう

軍艦島「明治日本の産業革命遺産鉄・製鋼、造船、石炭産業」は、幕末から明治期にかけて、日本の近代化が飛躍的に進んだ時代の産業資産をシリアルノミネーション(複数の遺産を、同じ歴史や文化群のまとまりとして関連づけ、全体で価値を有するものとして、世界遺産に推薦すること。)という手法で、一つのストーリーとしてつなげたもので、8エリア、23資産で構成されています。

日本の近代化は、西洋からの技術を並行輸入するのではなく、日本独自の技術をベースに、西洋の技術を取り入れていったところに特徴があります。また、非西洋地域で初めて、かつ極めて短期間のうちに飛躍的な発展を遂げたという点においては、世界史的にも特筆されるべきもので、世界遺産に値する価値があると考えられます。「明治日本の産業革命遺産鉄・製鋼、造船、石炭産業」は、日本の近代化を語る上で欠かせない大切な遺産なのです。

 

世界遺産登録までの主な流れと目標年度

流れ

 

 

 

お問い合わせ先

文化財課

〒410-2292静岡県伊豆の国市長岡346-1 あやめ会館2階

電話番号:055-948-1428

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