更新日:2023年9月12日

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認知症の相談先

現在、高齢者の約4人に1人が認知症の人または予備軍と言われています。今後、高齢化が進むことにより、認知症の人はさらに増えていくといわれています。認知症の人が認知症と共にその人らしく生きていくことができるような地域づくりが必要となっています。

そんな地域づくりを目指して、伊豆の国市では地域の皆さんや関係機関と協力し、支援体制を整えていくために、

を設置しています。

「認知症初期集中支援チーム」とは?

複数の専門職が家族や地域の人からの相談などにより、認知症が疑われる人や認知症の人とその家族を訪問し、身体の状況確認や家族支援などを包括的・集中的(概ね6ヶ月)に行い、生活のサポートを行うチームです。

「家族のことで困っている!」「近所に心配な方がいる!」「地域で不安そうにされている方がいる!」「ひょっとしたら、認知症かもしれない…」そんな時には、まず『認知症初期集中支援チーム』へご相談ください。

チーム員は、以下の専門職です。

  • 認知症サポート医(医師)
  • 保健師、看護師、作業療法士、精神保健福祉士、介護福祉士等の医療保健福祉に関する国家資格を持つ者

対象者

伊豆の国市に住民票のある40歳以上の人で在宅で生活をしており、かつ認知症が疑われる人です。または認知症の人で以下のいずれかに当てはまる人です。

ア.医療サービス、介護サービスを受けていない人、または中断している人で以下のいずれかに当てはまる人
a)認知症疾患の診断を受けていない人
b)継続的な医療サービスを受けていない人
c)適切な介護保険サービスに結びついていない人
d)認知症疾患の診断をされたが介護サービスを中断している人

イ.医療サービス、介護サービスを受けているが、認知症の行動・心理症状(※1)の対応に苦慮している人

(※1)認知機能の低下が元となって、性格や生活、周りの人の接し方などによって出る症状。妄想、抑うつ、暴言など。

活動内容

  • 対象者とその家族を訪問し、相談に応じます。
  • 対象者とその家族に合った支援の方法を検討します。
  • 対象者が適切な医療機関や、介護保険サービス、福祉サービスを利用できるよう調整します。

相談の流れ

  1. 長寿介護課(0558-76-8010)へ連絡する。
  2. 認知症初期集中支援チームの対象と判断された場合、認知症初期集中支援チーム員が対象者を訪問します。
  3. 認知症初期集中支援チーム員や認知症地域支援推進員などで、対象者の支援方法について話し合います。
  4. 対象者を訪問し、計画に沿って支援を行います(訪問する回数は、対象者によって異なります)。
  5. 対象者の状況に合った、医療や介護保険サービスなどへつなぎます。
  6. 1~5を、おおむね6か月間で行います。また、介護保険サービスや福祉サービスなどに引き継いだ後も、必要に応じ身体状況や生活の様子を確認していきます。

身体の状況の変化に応じて、切れ目なく医療や福祉サービスを受け、その人らしく生きることができるよう支援します。

お困りの際には、まずご相談ください!!

その「相談」が、早期発見につながり、「地域で見守る」「地域で支える」ための一役となります。

認知症地域支援推進員とは?

認知症になっても住み慣れた地域で生活を続けられるように、医療・介護・地域をつなぐ役割をする人のことです。地域包括支援センターや介護保険事業所などに配置しています。

活動内容

  • 認知症の人やその家族への相談やアドバイス、支援を行います。
  • 市民の皆さんに認知症とは何か、認知症の人へどのように接したらよいかなどを理解していただく活動を行います。
  • 認知症の人やその家族が、必要な医療や介護などのサービスを受けられるよう、医療機関などへつなぐための支援を行います。

お問い合わせ先

長寿介護課(包括ケア推進室)

静岡県伊豆の国市田京299-6

電話番号:0558-76-8011

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