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更新日:2025年4月11日

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アノンのあのね07

国際交流員のアノンが広報Izunokuniに連載中の「アノンのあのね」第7回を紹介します。

第7回Backtoschool学期

あのねロゴさん、サインバイノー!

月は桜が舞う中、ドキドキ、ワクワクする新学期の時期ですね。

本の学校の新学期が4月からなのは桜が咲く時期を合わせているのかを調べたところ桜というよりお米に関係していることが分かりました。

学期が4月になったのは明治時代に定められたことで、国の会計年度に合わせたからです。では、そもそもなぜ日本の会計年度が4月なのかというと税金の収入源が米だったので、秋に収穫した米を現金に変えて納税するには1月に間に合わなくて4月となったという説明があります。教育になんらかの関係があるというよりは、国の事情によって4月になったようですね。

ンゴルを含め外国の多くの国では新学期が9月に始まるのも農作物(主に小麦)の収穫が8月で子どもたちに手伝って欲しいからそれを考え、新学期が9月になったそうです。お米と小麦、ライスとパン。面白いですね。

際社会(欧米と中国など)は9月入学がメインだから留学する日本人、留学生を受け入れる日本の学校には学習内容の速さと遅れが出るので困難ではあります。私は15年前に日本への留学を決めるときには、確かに問題がおき、入学まで半年も待ちました。今は息子2人も同じく学年に遅れが出て、半年の期間はモンゴルより1学年下のクラスで過ごしました。しかし、自分たちが望んで来日しているので、何十年もかけて作られた日本の決まりやルールに従う必要があります。「郷に入れば、郷に従え」という異文化理解ですね。

して、4月は新学期で、桜の花が咲く頃に物事のはじまりとするのが日本の文化で、それに合わせて春が訪れ、素敵な桜と一緒に新年度がはじまりました。

バヤルタィ!

2024年4月

伊豆の国田んぼ

写真1:伊豆の国市の田んぼ

モンゴル麦

写真2:モンゴルの小麦畑

 

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