更新日:2025年11月12日
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国際交流員のアノンが広報Izunokuniに連載中の「アノンのあのね」第19回を紹介します。2025年4月
サインバイノー!アノンです。
米国マリーナ市との友好交流が始まって以来、最初のプロジェクトとして学生オンライン交流を実施しており、第2弾も終了しました。私はその交流プロジェクトの架け橋を務め、交流中は通訳を行いました。そこで、日本とアメリカの子どもたちの考え方の違いを実感しました。以前、日本に留学したとき、日本人は世界の他のどこにも見られない独特な伝統文化や精神性を持つ民族だという印象でした。今回、日本の子どもたちとふれあうことで、教育面でも他の国とは非常に異なることに気づきました。
アメリカの子どもたちはとてもオープンで、高い表現力があり意見をしっかりと主張できるため、幼いころから自己表現の技術を学んでいるようでした。一方、日本の子どもたちはとても礼儀正しく、静かで真面目、相手より目立つことを望まず、たとえ違っていても否定しないように感じました。でもそれは、相手を思う気持ちの表れで、日本にしかない道徳を学ぶ教育のひとつなのだと思います。
彼らは同年代の少年たちですが、お互いの物事に対する考えの差に驚き、趣味や興味が一致していることを喜び、仲良くなっているのをみて私はとても幸せでした。国境を越えて、友好都市の友達と仲良くなり、異文化理解を深めている彼らをとても誇りに思います。
それでは、バヤルタィ!

オンライン交流参加学生(マリーナ市)

伊豆の国市の学生たち
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