更新日:2025年11月12日

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アノンのあのね21

国際交流員のアノンが広報Izunokuniに連載中の「アノンのあのね」第21回を紹介します。2025年6月号

第21回食と食育

shokuikuサインバイノー!アノンです。

今回は、息子たちが日本の学校に通いはじめた約2年前、私がとても驚いた「給食」の話をします。

まず、教室で子どもたち自身が給食の配膳をするスタイルに驚きました。モンゴルや外国の学校では、食堂で調理員が配膳するのが普通なので、とても新鮮でした。

また、栄養バランスをよく考えたメニューと、詳細な毎月の献立表にも驚きました。季節の食材たっぷりの給食は本当に美味しく、家では食わず嫌いする息子たちも、給食はペロリと完食するそうです。

モンゴルでは、最近ようやく公立学校の小学生(1~5年生)に給食が導入されたばかりで、中高生以上(6~12年生)は給食がありません。なので、日本の整った給食制度とメニューのクオリティはすごいなと感心しました。

そして、さらに驚いたのは、「食育」という言葉があり、それが法律にも定められていることです。日本では、「食べる」ことは、「食に関する知識や理解を育む」ことなのです。栄養や食材の背景を学ぶことで、食べ物を作ってくれた人への感謝の気持ちまで教えられる。これは、他の国ではあまり見ない教育方法で、かなり衝撃的でした。

学校でも、給食を通じて、日本人としての人格が育まれているというのがよくわかります。だからこそ、伊豆の国市で息子たちが、「給食」を食べ、「食育」を受けていることに、心から感謝しています。

それでは、バヤルタイ!

お問い合わせ先

協働まちづくり課

〒410-2292静岡県伊豆の国市長岡340-1 伊豆の国市役所伊豆長岡庁舎2階

電話番号:055-948-1412

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