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更新日:2024年10月1日

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消費生活における知恵袋

消費生活における様々な情報提供をします。消費者トラブルに対する対応等の知識を深め、消費者トラブルに合わないように、心がけてください。

「あなたも狙われるカモ!悪質商法にご用心」

様々な悪質商法の手口や注意点等を「広報いずのくに」で隔月(奇数月)で掲載しています。

不用品の訪問買取にご用心!トラブル急増中

「被災地支援のため」と言って訪問し、売るつもりのないものまで、強引に買い取って行くトラブルが急増しています。

「海外の被災地支援のため、市が不用品を集めています。食器や衣類などを用意しておいてください」と電話で連絡があり、その後訪問して食器や衣類のほか、貴金属などを無理やり買い取っていく事例です。

  • 消費者が呼んでいない訪問買取は法律違反です。
  • 訪問時、業者は買い取る物品種類を告げる義務があります。
  • 消費者は8日間のクーリング・オフ期間は、物品の引き渡しを拒否することができます。
  • 知らないうちに物品がなくなっていた場合は、すぐに警察に連絡しましょう。

屋根工事の勧誘トラブル急増中!突然の訪問にご用心

「無料で点検します」と言ってその場で点検し「このままでは雨漏りする、風で瓦が飛ぶと近所に迷惑」と不安をあおり契約締結まで行う。

「近所の工事のご挨拶にきました。」といって訪問し、「屋根瓦が浮いています。無料で点検しますよ」と屋根に上り、工事が必要だと勧めてきます。「このままだと雨漏りする」「台風の時に瓦が飛んで近所に迷惑がかかる」などと不安をあおり契約まで締結する事例です。

  • 突然訪問してきた業者には安易に点検させない。
  • その場で即決しない。他社から見積もりを取るなど十分に検討する。
  • 「保険金を利用できる」という内容には気をつける。
  • クーリング・オフや契約の取り消しができる場合もあります。

災害に便乗した悪質商法に注意!

豪雨、台風、地震、大雪など大規模な災害の後は、便乗した悪質商法等のトラブルが発生する傾向があります!

豪雨時の被害を調査すると告げ、調査後、本来必要ないのに「○○が壊れているから工事が必要」「保険を利用すれば実質的に無料で修理できる」などと契約を迫る業者とのトラブルが多く発生しています。

次のような勧誘には、ご注意ください。

  • 保険金請求代行のコンサルタント料や修理費用はおりた保険金で対応できるという勧誘
  • 保険の対象になるかどうか確認しないまま、保険金請求手続きの代行を持ち掛けるなどの勧誘
  • 今回の雨で壊れたことにすれば古くなったところも保険金できれいになるなどの勧誘

(注意!うその理由で保険金を請求することはできません。詐欺に該当する場合があります!)

 

不審・不安に思ったら「住まいるダイヤル」にご相談ください。住宅に関する様々な相談に対応しています。

住まいるダイヤル:0570-016-100

災害発生後における心構えの例

災害に関連する主な相談例とアドバイス(PDF:346KB)(消費者庁作成資料)

 

催眠商法(SF商法)にご注意ください

催眠商法(SF商法)とは、締め切った会場に人を集め、日用品などを激安で販売したり,無料で配ったりして、雰囲気を盛り上げた後、冷静な判断ができなくなった来場者に、最終的に非常に高価な商品を売りつける商法です。

被害者の多くは高齢者です。

少しでもあやしいと感じたら、誘われても絶対に行かないようにしましょう。

トラブルに合わないために以下の点に注意しましょう。

  • 無料の粗品配布などを目的に、安易に会場に近づかないようにしましょう。
  • 大切な老後の資金を取り崩してまで購入が必要か考えましょう。

マルチ商法にご注意ください

マルチ商法とは、商品・サービスを契約し、次は自分がその商品・サービスの勧誘者となって報酬(紹介料)などを得る商法です。

マルチ商法に関するトラブルでは、健康食品や化粧品などの「商品」に関する相談が多くありましたが、近年は、「投資セミナーへの入会など「物」ではなく「投資話」などのケースが増えています。

お金がないと断っても、「借金すればよい」「すぐ返済できる」など、強引に契約させ、借金だけが残るような被害が増えています。

特定商取引法の連鎖販売取引に該当する場合は、クーリング・オフや中途解約することができます。

トラブルにあわないために、以下の点に注意しましょう。

  • 実態や仕組みがわからない「モノなしマルチ」は契約しない。
  • 友達や知り合いから勧誘されても、きっぱり断る。
  • 安易にクレジットカードでの高額決済や借金をしない。

 

エシカル消費を実践しましょう

エシカル消費とは、地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・環境・未来に配慮したものやサービスを選ぶ消費行動のことです。

エシカル=倫理的・道徳的

人や社会への配慮

人や社会に配慮された商品を見つけて選んで購入することでより多くの人が、持続可能な生活を送れるようになります。

  • フェアトレード認証商品を選ぶ
  • 売上金の一部が寄付につながる商品を選ぶ
  • 障がい者支援につながる商品を選択する

フェアトレード:発展途上国で作られた作物や製品を「適正な価格」で継続的に取引することにより発展途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す貿易の仕組み(公正貿易)

地域への配慮

地元の食材を選んだり、地元のお店で商品を買うこと、被災地で作られたものを購入することで地域を応援することにつながります。また、職人の高度な技術に支えられた伝統工芸品は後継者不足が課題となっています。この技術を未来に受け継ぐために購入するなど地域の振興も大事な視点の一つです。

  • 地産地消(地元で生産されたものを地元で消費すること)
  • 被災地で作られたものを購入することで被災地を応援する
  • 伝統工芸品を購入する

環境への配慮

大量生産や大量消費、大量廃棄の暮らしにより、地球温暖化や海洋汚染などが発生し、生態系の破壊、異常気象による農作物への被害などが深刻化しています。地球環境の現状や課題を意識して消費活動をしましょう。

  • エコ商品を選ぶ
  • お買い物のとき、マイバックを使う
  • 食品ロスを減らす
  • 電球を省エネLEDに交換する
  • 地域のルールに沿ったゴミの分別を徹底する

 

一人一人が思いやりを持った消費活動を心掛けて、商品が届くまでの背景や廃棄された後の影響を考え、そこにある課題を知り、その解決につながるようなものやサービスを利用することが、より良い未来へとつながります。

 

 

 

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お問い合わせ先

市民課大仁支所

静岡県伊豆の国市田京299-6

電話番号:0558-76-8000

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