更新日:2024年4月9日
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最近、契約や商品の購入などによる消費生活相談が急増しています。そこで、特に多いネット通信販売、広告による詐欺などの相談について紹介します。トラブルにあわないように、日ごろから危機感を持って行動しましょう。
「自宅でできる簡単な仕事で高収入になる」などSNS等の広告から、友達登録(勧誘)をしてやりとりし、ノウハウを教える情報商材を購入したがもうからない、というトラブルが増えています。何十万円ものサポート料金を払っても収入はほとんど得られず、問い合わせようとすると連絡が取れなくなるケースもあります。何にしても、「簡単に稼げる」ということはありません。うまい話をうのみにしてしまうと、自分が痛い目にあいます。先に何らかの支払いが生じる場合は、払ってしまう前によく調べたり誰かに相談して慎重に判断しましょう。
サプリメントや化粧品などで、お試し価格1回だけのつもりで注文したら、2回目が届いてしまった。解約したいが電話がつながらないという相談が多くあります。ネットなどの広告では、試してみたくなるようなキャッチコピーと「初回○円」などの部分のみが強調されています。何回かの定期購入が安くなる条件であることや、その間解約は受け付けないといった注意事項は、下の方に小さな字で書いてあったり、別のページを開かないと見られないこともあります。さらに、途中解約を申し出ると、通常価格で請求されるケースも見られます。そんなトラブルにならないために、安い価格の条件がないか、解約や返品ができるのか、注文してしまう前に確認しましょう。
「消費者庁イラスト集より」
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