更新日:2024年8月27日
ここから本文です。
鳥獣被害の対策は、加害獣の特徴を把握して特定するとともに、防護柵によって田畑を守ることが重要です。正しい加害獣の特定によって、効果的な防護柵を設置することができます。
市では定期的に鳥獣被害対策の講習会等も行っていますので、お気軽にご参加ください。
まずは、どの鳥獣に荒らされているか特徴を把握して分析してください。
アナグマに荒らされているけれど、実際にはハクビシンの仕業だったなど、現状と異なる場合があります。その場合、間違った対策をしてしまう可能性があるため、加害獣の特定は重要です。
鳥獣にとって、防護柵のない田畑は、美味しいエサを簡単に食べられる良いエサ場です。田畑に美味しいエサがあるままでは、山林で捕獲のために罠にエサをまいても効果が上がりません。
農林業者の方には補助金制度もありますので、防護柵やネットの設置をご検討ください。
電気柵やメッシュ柵、ネットなど、それぞれ正しい設置方法があります。
設置する柵の状態によっては、効果が薄れてしまったり、突破されてしまうことがあります。
市では年間を通して、有資格者による市内山林での鳥獣の捕獲を実施しています。
鳥獣は季節に合わせてエサを求めて移動していますので、足跡などの状況やエサ場、寝床の有無を見て捕獲を行います。
捕獲の際は、罠の設置できる場所や銃猟の可能な場所などから総合的に判断して実施させていただきます。
鳥獣を許可なく捕獲したり飼うことは禁止されています。
イノシシ・シカ・カラス・サル・ハクビシン・メジロなどの野生鳥獣を捕獲や飼育することは、「鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律(平成14年法律第88号)」で原則禁止されています。
イノシシなどの有害鳥獣の捕獲も、狩猟免許の資格を有することのほかに、捕獲許可申請や狩猟者登録が必要になります。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください