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更新日:2024年7月29日
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「昼は東京の摩天楼、夜はフクロウの鳴き声とお酒」
森田さん
長崎県佐世保市で生まれ大学進学で上京、現在の会社に就職し、当初は静岡県長泉町の社宅で生活していました。
その後、1999年に結婚し、同時期に東京の本社へ異動。本社勤務になった際、東京で家を持つという選択肢もありましたが、妻が静岡で仕事をしていたこと、金銭面での折り合い、住環境を考慮した結果、新幹線で通勤することを選択しました。
当時の社内規定では、交通費は乗車料金のみが支給の対象であり、特急料金分の3万円弱(1ヶ月)は個人負担となりましたが、それでもメリットは大きいと判断してのことでした。
住宅の購入を検討し始めたころ、妻がたまたま広告で見つけたのが現在の立花台の住まいでした。
リビングの窓からの眺めが特に気に入り、すぐに購入を決めました。田んぼがあり、狩野川が流れ、遠くに富士山が見える。
伊豆の国市を象徴するような景色には四季折々の美しさがあり、癒しを与えてくれます。
まず、東京への通勤を始めて思ったのが、「意外と楽」ということ。
三島駅始発の新幹線に乗るようにしているので座ることができますし、下車する東京駅までは50分程度で、ほどよく自分の時間が持てています。三島駅への終電は22時47分分東京駅発(2017年1月現在)と案外遅くまで走っていて、無理のない生活ができています。
自宅から現在の勤務先まで2時間かかりますが、満員電車はせいぜい2駅だけです。
行きの新幹線では基本的に座れてゆったり過ごせ、体力的に非常に楽になりました。オンとオフの切り替えがはっきりできる上、新幹線の中では自分の時間も過ごせます。満員電車のイライラからも解消されました。
特急料金は自己負担ですが、乗車料金は勤務先から手当てされますし、住宅ローンも考えると伊豆の国市へ移住して正解でした。
通勤スケジュール(朝)
6時30分起床
7時10分自宅を出る(奥様の車で送迎)
7時20分伊豆長岡駅発(伊豆箱根鉄道で三島駅へ)
7時49分三島駅発の新幹線に乗車
8時47分東京駅着
9時00分出社(千代田区大手町)
通勤スケジュール(夜)
17時40分退社(千代田区大手町)
17時56分東京駅発の新幹線に乗車
18時53分三島駅着
19時07分三島駅発(伊豆箱根鉄道で伊豆長岡駅へ)
19時28分伊豆長岡駅着
19時40分帰宅(奥様の車で送迎)
また、伊豆の国市での生活は、心・空間・時間にゆとりを感じる日々です。
庭で家庭菜園をはじめ、収穫したトウモロコシの甘さに驚きました。その片隅にある小屋は、趣味の音楽やお酒などを楽しむことができる、自分だけの空間です。
また、伊豆の国市の大きな魅力のひとつに温泉があります。仕事終わりに同僚と行くことができるほど身近にあり安価で、生活に密着しています。
徒歩圏内にお店がないのがネックですが、反対に周辺の自然環境が豊かなので、レクリエーションには事欠きません。
例えば、美しい海が広がる大瀬や伊東へは、車で30分。夏にはシュノーケリングやヨットをやる人もいます。また、狩野川沿いはサイクリングにぴったりな環境です。
当初、田舎のご近所付き合いがどのようなものなのか噂程度にしか知らず心配でした。
しかし、実際住んでみて、人と人との距離感が適度でよいと感じました。近所の付き合いがないのではなく、適切に保たれているという印象です。
東京へ通勤している人や都会から引っ越してきた人など、都会を経験している人が多いからなのかもしれません。
最近では地域内でガレージセールも1年に数回行なわれていて、その人の趣味や人柄がわかっておもしろいです。
三島始発の新幹線は基本的に座れるので、本を読んだりパソコンを開いたり、体調によっては仮眠をとることもあります。新幹線通勤は約50分間の自由時間です。
休日は定期券で都内へ遊びに出ることもあり、暮らすエリアにとらわれず行動範囲を広くすることもできます。
昼は摩天楼で働き、夜はフクロウの声を聞きながら日本酒を楽しむ。ワークライフバランスを考える新しい価値観を持った人にはぴったりではないでしょうか。
暮らしそのものを楽しむことができる生活。伊豆の国市への移住で、その基盤を築くことができました。
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