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更新日:2024年7月29日
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「移住するために、仕事は東京で見つけた」
菊地さん
伊豆の国市出身で、高校卒業後、横浜の専門学校へ進学しました。当時から東海道新幹線を利用して通学していました。
専門学校卒業後、横浜の社員寮に住みながら、東京の職場に通うという社会人生活をスタートさせました。その後、仕事の内容が希望したものでなかったこともあり、現在の勤務先に至るまでにいくつか転職をしました。
大手メーカーの関連会社に転職した際に知り合った妻と結婚し、3年後には第一子となる長女も誕生しました。その頃、横浜でマンションを購入し、生活の拠点を構えることにしました。
マンションでの生活を始めてから5年、妻が双子を妊娠したことがわかりました。
子どもが2人増えるとなると同じ場所で暮らすには少々手狭になり、一戸建ての住宅を探しました。埼玉県内や千葉県内でも探しましたが、いい物件が見つからず、知らない土地での生活に不安も抱えていました。
都会での生活に不自由はなかったのですが、生活するには共働きを維持しなければなりません。一方で、「子どものためにも妻には家にいてもらいたい。」「子どもには自然に囲まれた田舎でのびのびと成長してほしい。」という思いもありました。
両親を巻き込んで家族で話し合い、伊豆の国市への移住と実家の建替えを決心しました。
当時の勤務先は新幹線通勤が認められていませんでした。たとえ新幹線通勤が認められたところで、始業時間も早く、到底間に合いません。
伊豆の国市へ移住するため、転職エージェントを利用して、新幹線通勤が可能な企業への転職活動が始まりました。
「給与」「勤務時間」「新幹線通勤可」など自分の希望する条件に合った求人情報を提供してくれるのが転職エージェントの強みです。
勤めながらの転職活動はとても大変です。一緒に転職活動をしてくれるパートナーの存在は非常に大きいです。
どの企業も人材が不足している中で、ハローワークで探すよりも、人材を求める企業の本気度の高さもわかりやすく、お互いの熱が伝わるようでよかったと思います。
結果として、あまり時間もかけられない中、最短で最適な転職先を見つけることができました。
平日は都会でいろいろな人に揉まれながら自分自身のレベルアップを図り、休日は田舎で癒されるのが、自分のスタイルだとわかってきました。
住んでいいところと働くのにいいところは違います。
移住によってどちらかを捨てるわけではなく、理想の住まいと理想の仕事の両方を手に入れることができました。
自宅から現在の勤務先まで2時間かかりますが、満員電車はせいぜい2駅だけです。
行きの新幹線では基本的に座れてゆったり過ごせ、体力的に非常に楽になりました。オンとオフの切り替えがはっきりできる上、新幹線の中では自分の時間も過ごせます。満員電車のイライラからも解消されました。
特急料金は自己負担ですが、乗車料金は勤務先から手当てされますし、住宅ローンも考えると伊豆の国市へ移住して正解でした。
自宅では楽しいことばかりです。
以前は下の階や隣近所を気にして、子どもに対して「静かにしなさい」とばかり言っていましたが、今は家の中を走り回っても全く気にすることがありません。夏になれば、庭でプールや花火も楽しめます。
これからは趣味などもあればもっと楽しめるかもしれません。育児が落ち着いたらサイクリングも再開したいです。
伊豆の国市ではコミュニケーションに良い意味で違いを感じます。地域の人みんなが優しく、お母さんたちも親切で、ざっくばらんに何でも教えてもらえます。
子どもが小学校に入ってからは、お母さんたちの口コミも聞けるようになりました。どこの病院や歯医者がいいかなど、以前は常にインターネットで調べていましたが、田舎ではインターネット上に情報があまりないので、人付き合いは貴重な情報源です。
車の免許も持っていないので、都会に比べると公共交通機関が不便に感じることはあります。道が狭く双子のベビーカーが押しづらかったり、駅でもスロープの先の柵が通り抜けられなかったりしました。
それでも、周辺には公園もあり、スーパーやファーストフード店もあるので、都会と比べずに、ここだけの生活を考えたらそれほど不便はありません。
ピアノ教室に通う娘は、おじいちゃんの車で送り迎えをしてもらっています。
祖父母がそばにいるのは本当に心強いです。
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