更新日:2022年4月5日
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伊豆の国市政における令和5年度を迎えるにあたり、一言、ご挨拶をさせていただきます。
ここ数年、新型コロナウィルス感染症の波が何回も押し寄せて行動制限が課され会議や集会やイベントが通常通りできない状況が続いていましたが、今年に入り第8波を最後に新規感染者は急激に減り、国としての対応も変更され、社会はコロナ前の状況に戻りつつあることを実感しています。そういう中で、令和5年度を迎え、今年度は抑制することなく街(まち)の賑わいを存分に享受できる年になると期待しているところです。
先ほど辞令を交付させていただきました。
新規採用職員の皆さん、伊豆の国市役所への就職おめでとうございます。皆さんは、数ある地方自治体や企業の中から、伊豆の国市への奉職の道を選ばれました。公共公益のために仕事をすることはやりがいのある素晴らしいものだと思います。皆さんは、「伊豆の国市をこうしたい。」「市役所でこんな仕事をしたい。」など、色々な夢や希望を描いているものと思いますが、それを実現するためには、まずは市民や団体等とのやり取りや配属された部署の仕事に早く慣れるとともに、必要な知識をしっかり習得するよう努力をお願いします。
また、静岡県から派遣されました職員の皆様におかれましては、早く伊豆の国市に慣れて好きになっていただき、これまでの経験を踏まえ持てる力を存分に発揮してくださるようお願いいたします。
再任用職員の皆様にあっては、3月までとは立場こそ変わりはしますが、伊豆の国市の職員として、引き続きご尽力いただくとともに、これまでの貴重な経験とスキルをぜひ後進の指導に役立てていただきたいと思います。
さて、新年度の始めという節目でありますので、幹部職員の皆様に、改めて申し上げておきたいことをお話しします。
第一に、日頃から、部下とのコミュニケーションをしっかりと取り部下を育てるという意識をもって的確な指示と助言を行っていただきたいと思います。そしてみんなが意見を言える、風通しのよい職場づくりに努めていただきたいと思います。
第二に、市長である私に対しては、遠慮なく、意見や提案をしていただくとともに、外から私に入ってくることが予想される情報については、躊躇せず前広に私に入れていただくようお願いします。
第三に、事業や施策、仕事のやり方などについては、より合理的、より市民のためになるというようなことについては、前例にとらわれず、積極的に変えていくようにお願いします。法律は変えることはできませんが、条例、規則や仕事のやり方は、合理的な理屈があれば変えることは容易だと思っています。
最後に、仕事は個人ではなく組織で行うものです。組織の力が最大限に発揮されるためには、チーム力が大事です。昨年の大河ドラマ事業や今年に入ってのパン祖のパン祭りで、まさにそのことを改めて実感しました。そのチーム力の向上のためには、チームのすべての職員が信頼関係のもと明るく楽しく仕事をしていけることが重要だと思っています。
市民のため市のために、令和5年度も職員の皆さんと一緒に仕事ができることをうれしく思います。皆さんとともに、市民に信頼される伊豆の国市役所、そして、明るく楽しい元気のある伊豆の国市を創っていきたいので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
令和5年4月3日
伊豆の国市長山下正行
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