ホーム > 【武士対陣】韮山時代劇場
更新日:2024年9月2日
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トリックアートとは、目の錯覚を利用して楽しむアート作品のことです。
伊豆の国市では、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送を機に、市内に点在する北条家をはじめとする伝記伝承等を観光資源として活用し、周遊を促進するため、市内5か所にトリックアートを整備しました。
北条義時は長寛元年(1163)に、伊豆国北条(伊豆の国市)を本拠とする小豪族・北条時政の次男として生まれました。母は伊豆国伊東(伊東市)の豪族・伊東祐親(すけちか)の娘で、誕生時は兄に宗時、姉に政子がいました。
義時が生まれる4年前、平治の乱が起こり、源頼朝は流罪となり、この伊豆国の地で過ごすこととなります。
やがて頼朝は姉の政子と結婚します。
その頃、京では平清盛と後白河法皇の対立が激化。清盛が制圧し独裁政権を樹立します。この政権に対し、以仁王(法皇の子)が平家打倒の令旨を全国の源氏に発します。これを受け源頼朝は北条家(時政・宗時・義時)ら伊豆国・相模国の武士たちと挙兵することとなります。
頼朝が挙兵したのは、三島明神(三嶋大社)の例祭の日。警護の家来たちが例祭に出かけている隙を突き、伊豆国の目代(もくだい)・山木兼隆(やまきかねたか)とその後見の堤信遠(つつみのぶとお)を討ち取ります。
伊豆の国市は、源頼朝による鎌倉幕府草創の出発の地です。市内には、義時や時政、政子、そして頼朝などに関わる文化財や伝承が多く残っています。
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