ホーム > 【池田の大蛇】江間いちご狩りセンター
更新日:2024年9月2日
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トリックアートとは、目の錯覚を利用して楽しむアート作品のことです。
伊豆の国市では、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の放送を機に、市内に点在する北条家をはじめとする伝記伝承等を観光資源として活用し、周遊を促進するため、市内5か所にトリックアートを整備しました。
昔、池田郷内というところに大池があり、大蛇が棲んでいました。江間小四郎(北条義時)の長男安千代は勉学のために、珍野(ちんの)村の千葉寺という真言宗の寺院に通っていました。安千代が11歳の時、千葉寺から家に帰る途中の大池の堤で、大蛇に襲われ水底に沈められてしまいました。家来が義時にこのことを報告すると、義時は大いに怒りましたが、大池のしわざであったためどうしようもできませんでした。ある時、義時みずから大蛇の左眼を弓で射たところ、射られた大蛇は水底に潜り姿を消してしまいました。この時から大池はだんだん浅くなりついに田地となり、そこが池田という地名になりました。
<「伊豆志」伊東祐綱享保12年(1727)を参照>
このほか、大蛇は雄雌であり、雄の蛇が逃げた坂を「男坂(おさか)」、雌の蛇が逃げた坂を「雌坂(めさか)」とする説などもあります。
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