投票区の統廃合について

注1.再編により廃止された投票所（下畑公民館、田原野公民館、長者原公民館）では、投票機会の確保を目的として日時を指定した移動期日前投票所を開設します。

注2.この投票区の再編は、平成31年3月1日選挙人名簿調整から適用しています。（平成31年4月執行の静岡県議会議員選挙から変更）

選挙管理委員会において、統合を検討する投票区を抽出し、投票区の統合パターンを検討しました。

関係区長の皆様に統合案を説明し、意見を求めました。この意見協議を受け、統合に当たり廃止される投票所の区域の関係住民に対しアンケートを実施しました。

アンケート結果では、課題として、新しい投票所が遠方となることで移動手段を持たない方（高齢者など）への対応が必要になることがわかりました。

アンケート結果を踏まえ、最も効果的であると考えられる移動期日前投票所を、長者原区および田原野区において試験的に実施しました。利用者からの意見聴取により、投票区の統廃合の代替手段になり得ると判断しました。

選挙管理委員会において、投票区統廃合アンケートおよび移動期日前投票所の利用者アンケートの結果を踏まえ、高原区の投票区統合はしばらく凍結し、当面は大仁地区（長者原区、田原野区、下畑区）の投票区統合を進める方針を定めました。

選挙管理委員会の方針を説明したところ、関係区長からは特に異論はありませんでした。下畑区において、統合を決定する前に移動期日前投票所の試験実施の要望がありました。

関係区長の意見を尊重し、長者原区および田原野区において、投票区統合案の意見公募手続（パブリックコメント）をとることとしました。また、下畑区にあっては、まず、直近の選挙を想定される衆議院議員選挙において移動期日前投票所を試験実施し、地域住民の皆様の理解を深めることとしました。（※後日、衆議院議員選挙の日程が決まり、意見公募手続の実施は、衆議院議員選挙終了後となりました。）

下畑区からの要請を踏まえ、移動期日前投票所を、下畑区においても試験的に実施しました。長者原区、田原野区と同様に、利用者からは、投票区統合の代替手段になり得るとの評価をいただきました。

自治会経由での各戸配布および市ホームページにて意見を募集しましたが、意見提出はありませんでした。

選挙管理委員会において、意見公募手続の結果とこれまでの検討の経緯を総合的に勘案し、長者原区および田原野区を浮橋区に、下畑区は三福区に、投票区をそれぞれ統廃合することについて、平成31年4月に予定される静岡県議会議員選挙から施行する方針を決定しました。あたり

なお、投票区の統廃合決定に向けた手続（選挙管理委員会告示）については、次回以降の選挙管理委員会で議決することとし、議決後、速やかに関係住民に周知していくことを確認しました。

「公職選挙法第17条第2項の規定による投票区の設置について」を議決しました。改正した投票区については、同日告示しました。