更新日:2024年8月30日
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「家の庭で野良猫が出産して困っている」、「犬のふんの放置で困っている」、「犬の放し飼いによる散歩で困っている」、「野良猫にエサを与えている方がいて迷惑している」などといった犬や猫に関するさまざまな苦情が市に寄せられています。犬・猫は、人間と同じように命ある生き物で、意思や感情を持ち、飼い主の思い通りにいかないこともあります。
そのため、トラブルを起こしたりしますが、その責任はすべて飼い主にあります。
犬・猫が、近隣に迷惑をかけないように、犬・猫の飼い方、地域での付き合い方に気をつけましょう。
野良猫に関する苦情や相談の件数が増えています。野良猫が「かわいそうだ」という気持ちから、むやみにエサを与えると、繁殖のペースが上がり、その地域に野良猫が増えて近隣においてトラブルの原因にもなります。
1頭のメス猫は…
1年後には20頭以上
2年後には80頭以上
3年後には2,000頭以上になります。
(注)メス猫は生後4~12ヶ月で出産可能で、年に2~4回発情期があり、1回で4~8匹の子猫を産みます。(環境省自然環境局動物愛護管理法パンフレット「捨てず増やさず飼うなら一生」H27.3より)
周囲に与える影響について自覚をもち、責任を持って世話ができなければ、むやみにエサを与えないようにしましょう。やむをえない事情でエサを与えられる場合は、下記の事項をお守りいただき、近隣の方のご迷惑にならないように注意してください。
伊豆の国市では飼い主のいない猫の繁殖を防止するため、市内に生息する飼い主のいない猫に対し、日常的に餌を与えるなどにより飼養をしていて、不妊手術(避妊・去勢手術)を行う方に補助金が交付されます。
詳しくは、猫の不妊手術費補助金をご覧ください。
猫が苦手な人やアレルギーのある人もいます。迷子や交通事故、感染症の危険から大切な猫を守るためにも室内飼育をお願いします。
(注)室内飼育でも、突然の逸走(脱走)や災害に備えて、日頃から迷子札やマイクロチップ等の身元表示(所有明示)をしておくことが必要です。迷い猫にさせないようにしましょう。
犬のふんを放置すると、美観を損なうだけでなく、悪臭により周囲の人たちに不快感を与えます。犬は訓練をすれば、家で上手にトイレをすることができます。可能であれば散歩前や後にトイレができるとベストです。
散歩中にトイレをしてしまうことはしょうがないことですが、フンは必ず持ち帰る、フン尿後は十分な量の水で流すなど周辺への配慮をお願いします。また他人の家の門柱や壁、敷地内の植物等にはふんや尿をさせないように、気をつけて散歩をしましょう。玄関前や大切に育てている植物等が犬のふんや尿で汚されていては、誰だって気分の良いものではありません。散歩中は、ふんを持ち帰るための道具とペットボトルの水(尿を洗い流したり、犬に飲ませるため)をマナーバッグ等に入れて持ち歩きましょう。
正しいマナー・モラルを守って、散歩を楽しみましょう。
散歩の時に犬をリード(引き綱・鎖等)から放すことは伊豆の国市飼い犬条例で禁止されています。
他市町ではリードのしていない犬に襲われ重傷を負った、最悪の場合は命を落としたという悲惨な事故も起きています。必ずリードにつなぎ、犬を制御できる人が連れて行くようにしましょう。
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