更新日:2024年12月24日
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交通事故をはじめ、転倒やスポーツ外傷、体に強い衝撃を受けたことなどが原因で、脳脊髄液(髄液)が漏れて減少することで、脳と頭蓋骨を繋いでいる神経や血管が引っ張られ、脳の機能が低下し、多彩な症状が出る疾患です。
この疾患については、医学的な解明が進められている段階であり、いまだに定まった知見や治療法が確立していませんが、国の研究班によって診断基準の確立と有効な治療法に関する研究を行っているところです。
頭痛、目の奥の痛み、視力低下、動悸、息苦しさ、腹痛、腰痛、頸部・背部の痛み、めまい、ふらつき、しびれ、吐き気、極端な倦怠感、集中力・思考力・記憶力の低下など。
髄液の漏れている周辺に血液を注入し、血液が凝固する性質を利用して、漏れている部分をふさぐ「ブラッドパッチ療法(硬膜外自家血注入法)」があります。特に小児の場合は、改善率も高いため、早期発見、早期治療が大事です。早い段階での適切な対応が重症化予防につながります。
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