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更新日:2023年12月27日

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帯状疱疹について

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、水痘(水ぼうそう)ウイルスで引き起こる病気です。

水痘ウイルスに一度感染すると、治った後もウイルスは体内に潜伏していて、加齢やストレスなどで免疫力が低下すると、ウイルスが再び活性化して、帯状疱疹として発症します。

50歳以上になると発症率が高くなり、80歳までに約3人に1人が発症すると言われています。

症状

身体の左右どちらかの神経に沿って、痛みを伴う赤い斑点と水ぶくれが帯状に現れます。症状の多くは上半身に現れ、顔面、特に目の周りにも現れることがあります。多くの場合は、皮膚症状が治ると痛みも消えますが、その後も痛みが続くこともあり、これは「帯状疱疹後神経痛」と呼ばれ、最も頻度の高い合併症です。50歳以上で、帯状疱疹を発症した人の約2割が帯状疱疹後神経痛に移行すると言われています。

治療について

帯状疱疹の治療は、原因となっているウイルスを抑える抗ウイルス薬と、痛みに対する痛み止めが中心になります。帯状疱疹を引き起こすウイルスに直接作用する抗ウイルス薬は、症状が出てからなるべく早く治療を始めることが大切です。合併症や後遺症を引き起こさないためにも、帯状疱疹の疑いがある場合は速やかに受診しましょう。

帯状疱疹を予防するには

帯状疱疹は、加齢や疲労などによる免疫力の低下に伴い、誰でも発症する可能性のある病気です。

日頃から十分な休息をとりながら、適度な運動の実施やバランスのとれた食事の摂取、睡眠不足の解消などを心がけ、疲労やストレスのない規則正しい生活を送りましよう。

また、50歳以上の方については、帯状疱疹ワクチンを接種することも有効であるとされています。

帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹ワクチンの接種は、法令に定められた定期予防接種の対象ではないため、任意の予防接種となり費用は全額自己負担となります。現在、伊豆の国市では接種にかかる費用の公費助成はありません。

接種を希望する方は、かかりつけ医やワクチンを取り扱っている医療機関に直接ご相談ください。なお、接種にあたっては予防接種による効果や副反応等についてご理解いただいた上で、接種の判断をしてください。

[注意]

医療機関で接種可能なワクチンの種類を必ず確認してください。

接種費用は医療機関ごとで異なります。接種を希望の方は直接医療機関へお問い合わせください。

お問い合わせ先

健康づくり課

〒410-2123静岡県伊豆の国市四日町302-1 韮山福祉・保健センター

電話番号:055-949-6820

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