更新日:2023年4月6日
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韮山役所跡は戦国時代から明治時代中頃まで、地方政治の中心となった場所です。
江戸時代に代官を務めた江川氏は、中世から続く古い家柄で、戦国時代には、戦国大名北条氏に仕え、後に徳川家康に仕えました。江川氏は、韮山と江戸に役所を設け、伊豆・駿河・相模・武蔵、時には甲斐にまでまたがる最大10万石ほどの幕府の土地を、江戸時代を通じて支配してきたのです(天領支配)。
このように長期間地域支配と行政の中心となった場所は、全国的にもまれです。国重要文化財(建造物)の江川家住宅、国重要文化財の韮山代官江川家関係資料(歴史資料)、江川家関係写真(歴史資料)などが現在まで保存されています。江川邸とその一帯の敷地は、平成16年(2004)9月「韮山役所跡」として国の史跡に指定されました。
史跡韮山役所跡空中写真(中央の建物は重要文化財・江川家住宅)
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